星野伸之氏「先輩たちは大笑い」 投球を素手で捕球“伝説の珍プレー”里崎氏&谷繁氏も驚き「あり得ない」

[ 2023年4月8日 19:27 ]

星野伸之氏
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 オリックスの元エースで、野球解説者の星野伸之氏(57)が8日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00~)に出演。現役時代にバッテリーを組み、現在オリックスを率いる中嶋聡監督(54)との“伝説の珍プレー”について語った。

 番組は「昭和のスポーツ遺産 プロ野球編」の後半として放送。先週に引き続き今の時代では考えられないような昭和プロ野球の逸話の数々が披露される中、昨季限りで現役を引退した糸井嘉男氏(41)は「キャッチャーが素手で取ったシーンは、あれはもうプロ野球の遺産じゃないかと」とコメント。オリックスで1990年に捕手の中嶋(現オリックス監督)が星野氏のカーブを素手でキャッチするという“伝説の珍プレー”を紹介した。

 このプレーについて星野氏は「立ち上がり4点取られていたんですけど、カーブがすっぽ抜けてパッと捕った瞬間に、あっ捕った!!と思ったんです」とコメント。続けて「ベンチ裏はもう先輩たちが大笑いですよ。お前、手で捕られるって…当時、中嶋がバーーーと駆け寄ってきて“星野さん手が痛いですー”って言うから、ウソつけ!!」と突っ込んだことを振り返った。

 これに同じ捕手の元ロッテ・里崎智也氏は「(捕手が素手でキャッチは)あり得ないですよね。でも僕は絶対“捕ってやろう”と思ってたんちゃうかなと。ちょっと点数も離れていたし、一発やってやろうとわざと捕ったと思うんですよ。ねぇ繁さん、右手が出る事なんてないですよね?」と持論を展開。

 話を振られた元中日監督の谷繁元信氏(52)も「ないですね」と即答。星野氏は「ホントに!?」と驚いた表情を浮かべると、谷繁氏は「(捕手は)面倒くさかったんじゃないですか?」とポツリ。星野氏は納得するように「そうかもしれない。ミット動いてなかったもん」と答えた。

 ここで元日本ハムの岩本勉氏が「(この話)中嶋さんがファイターズに来られた時に聞きました」とコメント。「星野さんが調子悪かったんですよね?カーブがコントロール悪くて、それでもう一回カーブのサイン出したら、(すっぽ抜けたので)曲がってけぇへんのかい!!って手を出したと。これ事実です」と説明し、スタジオの笑いを誘った。

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