落合博満氏 09年一番印象的だったのはナゴヤD初認定弾「タイトル獲るような選手には見えなかった」

[ 2023年2月15日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が15日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。監督時代、セ・リーグ2位に終わった2009年で一番印象に残っている出来事、選手について語った。

 2005年から2008年までの4年間で155本の本塁打を放ち落合竜を支えた大砲が去って迎えた09年。一番印象に残っているシーンは何か聞かれた落合氏は「(トニ)ブランコが天井に当てたホームランじゃないかな」と即答。5月7日の広島戦でブランコが前田健太から放った打球が左翼の天井部にあるスピーカーに直撃。ナゴヤドーム初の認定ホームランとなった一発を挙げた。

 懐かしそうに「タイロン・ウッズの代わりに獲ってきた選手だけどね…まあ、タイトル獲るような選手には見えなかったけどね」と最初のブランコ評を明かし、「最初の年は素直だった。うん、素直だった。言われたことは“はい!はい!”って言ってやってたからね」と1年目から39本塁打(リーグ1位)、110打点(同)、87得点(同)、157三振(リーグ1位)という堂々たる成績を残したドミニカ共和国から連れて来た助っ人について語った。

 しかし、ウッズの代役としてブランコが予想以上の活躍を見せながらもリーグ優勝を逃した09年。「その割には勝てなかったけどね」と笑いながら振り返っていた。

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