大谷翔平が日本ハム入寮時に持参したモノとは? 中田翔、村上、朗希は?

[ 2023年1月9日 20:42 ]

2013年1月、入寮した当時日本ハムの大谷がベランダからファンサービス
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 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が13年1月9日、岩手・花巻東高から日本ハム入りしたプロ1年目の入寮時に持ち込んだのは、投手用と外野手用の2種類のグラブと「持己(じき)」と書かれた色紙だった。

 グラブはさらに内野用も発注していた。前代未聞の二刀流挑戦にあたって入団当初は内野守備まで想定していたことが分かる。

 色紙は毎年末に「今年の漢字」を揮毫(きごう)する清水寺の森清範(せいはん)貫主が記したもので、意味は「己を高く持ち続ける」。大谷にぴったりの言葉だった。

 大阪桐蔭高で通算87本塁打を誇り、08年に日本ハムの勇翔寮に入寮した巨人・中田翔が持参したのはなんと目覚まし時計4個。自称〝寝坊常習犯〟という中田は「1人で起きられるようにしないと。夜遅くまでテレビを見てしまう…」と大物の風格を漂わせていた。

 ドラフト会議で5球団が1位競合した末に創価大からソフトバンク入りした田中正義は、17年1月の入寮時にコナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを持参。22年の日本球界を盛り上げた2人、日本選手最多を更新するシーズン56本塁打のヤクルト・村上は18年1月の入寮に熊本・九州学院高からの愛用マットレス、完全試合を達成したロッテ・佐々木朗は20年1月の入寮に母校の岩手・大船渡高のチームメートからの寄せ書き入りユニホームと井口監督(当時)の著書を持ち込んだ。

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