中日・高橋宏 二十歳の誓い 開幕投手でチームの顔になる「選出されるだけの力をつけていきたい」

[ 2023年1月9日 05:00 ]

二十歳の集いで、振り袖姿の同級生と記念写真に納まる中日・高橋宏斗(撮影・湯澤 涼)
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 立浪竜の「顔」になる。中日・高橋宏が8日、愛知県尾張旭市で二十歳の集いに出席し、開幕投手を狙う高卒3年目のシーズンを見据え新成人の誓いを立てた。

 「(開幕投手は)チームの顔。大体の野球ファンは今までの開幕投手を言えると思うので、それくらいのインパクトを残せる投手のことだと思う。そこに選出されるだけの力をつけていきたいです」

 門出を迎え、強い決意がにじみでた。昨季は19試合で6勝7敗、防御率2.47。故障防止などを配慮され、主に中10日の登板間隔を与えられた。116回2/3で規定投球回には届かずも、リーグ3位の134奪三振と存在感を発揮。さらなる飛躍に期待が懸かる。

 「今年が勝負になってくる。去年以上の結果を必ず残す。規定投球回到達は最低限。首脳陣の信頼を勝ち取らなければ、中6日で投げさせてもらえないので、僕が投げる試合は勝つんだというところをアピールできたら」。昨季最下位からの逆襲へ、背番号19がキーマンになる。(湯澤 涼)

 ≪WBCにも意欲≫○…高橋宏は3月のWBC出場にも意欲を示した。「そこ(侍ジャパン)に対する意欲は今も持ち続けている。いつ呼ばれても、いつでも行けますと、準備していきたい」。昨年11月の侍ジャパンの強化試合では3回無失点だった。今月6日にエンゼルス・大谷ら一部メンバーが先行発表されたことにも触れ、「日本最高の選手が集まっているので、凄い戦いになると思う」と話した。

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2023年1月9日のニュース