元楽天の福井優也 BC福島入り 合同トライアウト参加、声かからずも「野球を続けようと思っていた」

[ 2022年12月28日 00:24 ]

12球団合同トライアウトで登板した元楽天・福井
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 今季限りで楽天を戦力外となった福井優也投手(34)が、27日放送のTBS特番「プロ野球戦力外通告」(後11・00)に出演、来季、独立リーグのBC福島入りすることを明かした。

 福井か「少し前に電話をいただいて、独立リーグからオファーをいただきました。福島レッドホープスに決めました」と語った。福井は「野球を続けようと思っていた」と語り、「来年は家族に苦労をかけるかもしれないけど、やらしてもらおうと思う」NPB復帰を目指すことを誓っていた。

 福井は済美の2年生エースとしてセンバツで優勝、夏の甲子園にも出場し準優勝した。東京六大学リーグで通算11勝をマーク。早大では元日本ハムの斎藤佑樹氏(34)、西武の大石達也2軍投手コーチ(34)とともに「早大三羽がらす」と呼ばれた。

 10年ドラフト1位で広島に入団。ルーキーイヤーの11年に8勝、15年には自己最多となる9勝を挙げた。18年オフに楽天へトレード移籍。今季はリリーフで11試合に登板し、防御率4・09。今季限りで戦力外通告を受けたが、11月のプロ野球12球団合同トライアウトに参加し、現役続行に意欲をみせていた。

 ◇福井 優也(ふくい・ゆうや)1988年(昭63)2月8日生まれ、岡山県出身の34歳。済美2年時の04年センバツではエースとして初出場初優勝。05年高校生ドラフトで巨人に4巡目指名を受けたが、拒否して浪人の末、早大進学。斎藤佑樹(元日本ハム)、大石達也(現西武コーチ)らと4年時は神宮大会優勝。10年ドラフト1位で広島に入団。18年11月に菊池保との交換トレードで楽天に移籍。1メートル78、85キロ。右投げ右打ち。通算成績は12年間で154試合に登板、32勝41敗、防御率4.58。

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