大谷翔平まさかの行動 黒木知宏氏がヒヤリの思い出「肝を冷やしました。寿命が縮んだ」

[ 2022年10月31日 22:00 ]

日本ハム時代の大谷翔平投手と黒木知宏コーチ
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 ロッテ投手コーチ就任が発表された黒木知宏氏(48)が、31日放送の日本テレビ系「くりぃむしちゅーの!THE レジェンド」(後9・00)にVTR出演し、大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手(28)に手を焼いた珍しい経験を告白した。

 大谷が日本ハムでルーキーイヤーの13年、投手コーチを務めていたのが黒木氏だった。当時の大谷について「かわいかったですよ。先輩たちにすごくかわいがられてましたし、人の懐に入るのが上手。後輩ながら先輩をいじってみたり、人の心をくすぐるような。かわいらしさはありましたね」と振り返った。

 選手としての才能だけではなく、人なつこさでも愛される大谷だが、黒木氏は1度だけ困ったことがあったという。13年、試合前の練習で、ボールが大谷の顔を直撃。顔面骨折で3日間の絶対安静の診断を受けた。黒木氏は「肝を冷やしました。寿命が縮みましたよ」と当時を回想。しかし、大谷は心配する黒木氏をよそに、さらに冷や水を浴びせる行動を取ったという。

 「骨折したのでお休みしなさいと(言った)。今やっちゃダメだよと言いながらも、彼は演技するので、痛みを隠して試合に出続けようとしていましたね」と黒木氏。痛みを押して大谷は試合に強行出場し、骨折で力の入らないはずの体で本塁打を放った。黒木氏は「超人と言ってもいいですかね。3年縮まった寿命が1年延びましたね」と笑って明かした。

 野球に対していつも全力な大谷らしいエピソード。黒木氏は「目を離すとどこかに行って、ボールを握っているか、バットを振っているか。練習のしすぎとか、試合(出場)を止めるという作業が、本当に大変でしたね」と、苦笑いしていた。

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