京都国際、秋初戦を同校史上最多得点で大勝 来秋ドラフト候補は3人

[ 2022年9月4日 13:45 ]

秋季京都府高校野球大会   京都国際27―1城南菱創 ( 2022年9月4日    あやべ・日東精工スタジアム )

<京都国際・城南菱創>来春選抜出場へ好発進を決めた京都国際の来秋ドラフト候補3人。(左から)杉原望来、浜田泰希、松岡凜太朗
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 今夏甲子園に出場した京都国際が秋季大会初戦で大勝発進した。99年夏の京都大会に前身の京都韓国学園として初参加して以来、公式戦での同校史上最多得点をマーク。14―1の4回に打者二巡の猛攻で一挙13点を加えて突き放した。

 先発した左腕の杉原望来(2年)が4回2安打1失点の好投。主将に就任した同候補で「7番中堅」の浜田泰希(2年)も4打数3安打5打点と活躍した。この日は登板がなかったエース右腕の松岡凜太朗(2年)も含め3人が来秋ドラフト候補に挙がり、新チームもタレントは豊富だ。

 今秋ドラフト候補左腕の森下瑠大(3年)らを擁した今春選抜は新型コロナウイルス集団感染で開幕前日に出場辞退の憂き目に遭った。「監督さんからも“緩めるな”と言われていた。スタンドにいる人も全員が声を出して一丸で試合ができた。先輩たちができなかった日本一になるというバトンを受け継いで、京都大会、近畿大会で圧倒して勝ちたい」と浜田。来春選抜出場の権利を勝ち取って、森下らの“リベンジ”を果たす。

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2022年9月4日のニュース