球宴前に殿堂入り表彰　ヤクルト・高津監督は笑顔「選手のおかげ」、山本昌氏は感慨深げ

野球殿堂入りを表彰された高津監督と山本氏。（左から）古田氏、高津監督、斉藤コミッショナー、山本氏、大野雄（撮影・島崎忠彦）
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　今年1月に野球殿堂入りしたヤクルトの高津臣吾監督（53）、元中日投手の山本昌氏（56）の表彰式が26日、ペイペイドームでの球宴第1戦の試合前に行われた。

　殿堂入りの先輩でもある盟友の古田敦也氏（56）から花束を受け取り、笑顔で抱擁した高津監督は「（球宴の）セ・リーグ監督として表彰を受けられてうれしい。選手のおかげ」と笑顔。自身の顔が描かれた記念のレリーフを贈られ「意外と似ていた」と照れ笑いした。

　山本氏もともに競技者表彰のプレーヤー表彰で殿堂入り。同じ左腕で中日の後輩の大野雄から花束を受け取り「コロナでここ2年間はグラウンドに降りられなかった。温かい拍手をもらって、グラウンドに立っているだけで高揚感があります」と感慨深げだった。