日本ハム 読書促進キャンペーン「読み終えた本をみんなでシェア」実施 近藤「ぜひ記念に」木製しおりを

[ 2022年7月27日 13:27 ]

読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」をPRする日本ハム・近藤(中央)=球団提供
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 日本ハムは27日、2014年から実施する、一人でも多くの方々に読書を通じて知識を深め、豊かな心をはぐくんでいただくことを目的とした読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」の一環で、札幌ドームでの試合開催日に読み終えた本を引き取り、「一般社団法人 北海道ブックシェアリング」(荒井宏明代表理事)へ寄贈する「読み終えた本をみんなでシェア」を実施すると発表した。

 今年は北海道森林組合連合会、農林中央金庫との連携企画として、書籍を持ち込むと木製しおり(道産材5樹種)がプレゼントされる。選手会長の近藤は「毎年試合観戦の際に多くの方にこの活動へご協力いただき、選手一同、心から感謝しています。札幌ドームでの本の回収は今年が最後になります。北海道産木材を使ったこれまでにないしおりをお渡ししますので、ぜひ記念にお受け取りいただけたらと思います」とコメントした。
 
 「読み終えた本をみんなでシェア」実施概要
 集めた書籍はクリーニング・補修したうえで一般社団法人「北海道ブックシェアリング」より、北海道内の図書館・学校・保育施設・子育て支援グループ・福祉施設などへ無償で提供。読書環境の整備に役立てる。今年はプロジェクトの趣旨に賛同した北海道森林組合連合会、および農林中央金庫の協力により、森林の大切さや木の温もりを伝えることを目的に、北海道産木材を使用した木製しおりが1枚プレゼントされる。

 <ブックシェアリング受付>
 ・実施日時=8月3日ソフトバンク戦~9月28日ロッテ戦(札幌ドーム開催の22試合)開場~7回終了まで。
 ※追加日程が9月28日以降に組み入れられた場合、シーズン最終戦まで受け付ける
 ・場所=札幌ドーム1階コンコース北側・南側総合案内
 ・収集する図書=児童書、絵本、小説・童話・物語、伝記、日本・外国の歴史、国語辞典など
 ・収集できない図書=汚れやキズのひどいものや染み、カビのあるもの、ページが破れているものや表紙、カバーのないものなど
 <過去の実績>
2014年から2021年までの8シーズンで計7842冊の書籍を「一般社団法人北海道ブックシェアリング」に寄贈。

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