巨人が5カードぶりに初戦落とす 戸郷123球目に痛恨の勝ち越し被弾 小林1001日ぶりマルチも及ばず

[ 2022年5月27日 20:27 ]

交流戦   巨人2―3日本ハム ( 2022年5月27日    札幌D )

<日・巨>8回、浅間(右)にソロを浴びた戸郷(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 巨人はセ・パ交流戦2カード目となった日本ハム戦(札幌D)に敗れて2連敗。5カードぶりに初戦を落とした。

 先発右腕・戸郷が相手先発右腕・上沢と投手戦を演じたが、2―2で迎えた8回、浅間に投げた123球目、カウント1―1からの内角低めカーブを右翼スタンドに運ばれて勝ち越しを許し、これが決勝点となった。

 戸郷は降雨コールド負けした昨年7月9日の阪神戦(甲子園)が6回5安打4失点(自責2)でプロ初完投だったが、9イニングでの完投はプロ初。だが、8回7安打3失点、8奪三振の力投も報われずプロ初完投に続いて2度目も再び敗戦投手となった。

 巨人打線は0―2で迎えた5回、小林が2019年8月30日の阪神戦(甲子園)以来1001日ぶりのマルチ安打となる左翼線二塁打を放って出塁し、中山の右前打が敵失を誘って一気追いついたが、最後まで打点ゼロで、上沢に完投勝利を許した。

続きを表示

2022年5月27日のニュース