つなぐ広島打線で逆転勝ち 4番・マクブルーム同点打 続く5番・坂倉は決勝打 本塁打なくとも点が取れる

[ 2022年4月17日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3-2中日 ( 2022年4月16日    マツダ )

<広・中>3回終了後、2点適時打を放ち、ナインに迎えられるマクブルーム(撮影・坂田 高浩)
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 広島の「4、5番コンビ」が勝負強さを発揮して逆転勝ちに導いた。0―2の3回。連打と四球で1死満塁とし、まずは4番・マクブルームだ。カウント1―1からの岡野のカットボールを左前2点打とし、同点。続く坂倉は1ストライクからのシュートを右前適時打として勝ち越しに成功した。これが今季自身初の決勝打。

 「なかなか良い場面で打てていなかった。1打席目に凡退して、次のチャンスで打てて良かった」と安どした。

 開幕18試合を終えてチーム4本塁打はリーグワーストながら、82得点は同トップ。その要因の一つは、両リーグトップの得点圏打率・324を誇る勝負強さにある。この日の8安打は全て単打で、つなぐ意識が好機で効果を発揮。

 マクブルームは「チームの雰囲気が相乗効果となって結果につながった」と振り返り、佐々岡監督も「つないで1点ずつ取る意識が、はまっている。集中打などのいい流れが来るのは先発投手の頑張りもあるだろう」とうなずいた。

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