阪神・木浪 遊撃再奪取へ青柳からアピール弾 テンション高く「これで乗っていけたら」

[ 2022年2月16日 05:30 ]

シート打撃で木浪は青柳から中越え本塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 遊撃のレギュラー再奪取を狙う阪神・木浪が、俺も忘れるなとばかりに、強烈な一発を放った。青柳の外寄りのボールをバックスクリーンへ。昨季の最多勝投手から会心の当たりを放ち、「これで乗っていけたら」と気分を良くした。

 ルーキーイヤーの19年に113試合に出場しながら、昨季は新人だった中野にポジションを完全に奪われた。その中野が故障で出遅れている今春は目下、小幡と火花を散らす。アピールポイントは、遊撃に加えて二塁も三塁もこなす万能さとバット。「競争に勝つには周りの選手と一緒ではいけないので、長距離というか、外野の間を抜く打球を常に意識している」。5日の紅白戦でも左中間を破る三塁打を放った。パンチ力を武器に4年目を戦う。

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