広島・栗林 制球改善で見据える先「今までの球数で2イニングも」、与四球減少なら鬼に金棒

[ 2022年1月31日 05:30 ]

広島・栗林
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 広島の守護神・栗林が課題とする制球力アップに手応えを感じ取った。30日はマツダスタジアムでの合同練習に初参加。新春初めてブルペン入りし、捕手を立たせての投球ながら好感触をつかんだ。

 「思ったよりも投げられた。バランスが良かったし、地面に足が着いている実感があって、いいフォームで投げられていると思う」

 新春から古巣のトヨタ自動車で取り組んできた自主トレは27日が最終日。新人王に輝いた昨季は52回1/3で与四球28個を数えたことから「制球力の向上」を課題に掲げ、下半身の強化に努めてきた。

 「昨季は被安打よりも与四球の方が多かった。そこを減らせば球数も減り、今までの球数で2イニング投げられたりもする。無駄なボールを減らしていけたら」

 課題は明確。絶対的とも形容できる広島の守護神に慢心はない。

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2022年1月31日のニュース