浦学のコナンが6安打完封!センバツ当確に「やってきた成果が少しだけ出た」

[ 2021年11月2日 17:43 ]

秋季高校野球関東大会準々決勝   浦和学院5―0桐生第一 ( 2021年11月2日    J:COMスタジアム土浦 )

<桐生第一・浦和学院>完封勝利を挙げた浦和学院・宮城(撮影・川島 毅洋)
Photo By スポニチ

 浦和学院が桐生第一に競り勝ち、ベスト4入りを決めた。15年以来のセンバツ出場を当確とした。

 エース左腕の宮城誇南(こなん)投手(2年)はスライダーが切れて7三振を奪い、6安打完封勝利を挙げた。「ストレートのアベレージが3、4キロ上がった。やってきた成果が少しだけ出たと思う」と喜んだ。

 夏の甲子園は2年生エースとして出場も、初戦敗退。「大黒柱になって、もう一度、甲子園に戻りたいと思ってやってきた」と、下半身のトレーニングに加え、食事面でも栄養素を勉強しながら体づくりに励んだ。夏から秋にかけて体重は3キロ増の71キロに。「栄養のバランスとかも気にしてきた」と明かした。

 誇南の名は「コナン」と読む。母・千晶さんが漫画「名探偵コナン」が好きだったことと、出身の沖縄に生まれたことを誇りに思ってほしいとの願いが込めれて命名された。自らの名を本人は「すぐに覚えてもらえてうれしい」と言う。

 夏の甲子園大会後から就任した森大監督は「エースとして一人で投げきるつもりで頑張れ、と話していた。変化球でカウントが取れるようになって落ち着いた」と快投をねぎらった。(川島 毅洋)

 ◇宮城 誇南(みやぎ・こなん)2004年(平16)9月5日、生まれ、沖縄県出身の17歳。小2から野球を始め、読谷中では読谷ボーイズに所属。浦和学院では1年秋からベンチ入りし、2年夏に甲子園出場。1メートル73、71キロ。左投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月2日のニュース