ソフトB“おっさんずバッテリー” 引退高谷に和田志願の惜別キャッチボール 「最高でした」熱い抱擁も

[ 2021年11月2日 05:30 ]

ドームで記念写真を撮る高谷(左)と和田(球団提供)
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 ソフトバンク・高谷の引退会見が終わると、盟友の和田が花束を持ってサプライズ登場した。記念撮影を終えると高谷をグラウンドに連れ出し、惜別キャッチボールを志願した。「12番を背負った高谷に投げることはもうないと思った。失礼のない球で受けてもらいたい」と入念にウオーミングアップ。キレのある直球を投げ込んだ。

 高谷から左打者のアウトローを要求されたが、初球はボール。「(構えたミットに)来るまで終わりませんよ」と言われると、「その厳しさを後輩に伝えてくれ」と言葉のキャッチボールで笑いを誘った。4球目に決まると「もう受けてもらえなくなるな。最高でした」と抱擁を交わした。

 来年2月に41歳になる和田は左肩コンディション不良から復帰し、この日1軍に合流。今季は不本意なシーズンに終わっただけに危機感はある。「この年齢になってくると引退が隣り合わせ。結果を残せなければ決断をしないといけない時が来る。まだプレーさせてもらえることに感謝しないといけない」と16年目シーズンへ気を引き締めた。

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