引退表明の巨人・亀井“本拠最終戦”で涙 原監督の粋な采配をネット絶賛「イチローを思い出す」

[ 2021年10月23日 16:55 ]

<巨・ヤ>6回の守りについた亀井。交代を告げられてベンチに引き揚げ原監督と抱き合う(撮影・篠原岳夫)
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 今季限りでの現役引退を表明した巨人の亀井善行外野手(39)は23日、リーグ戦本拠最終戦となったヤクルト戦の5回に代打で登場。打席は三ゴロに倒れたが、そのまま交代せず一度は右翼の守備についた後に原監督が交代を告げると、大きな拍手を受け目に涙を浮かべながらベンチへと退いた。

 亀井は6―1とリードした5回、1死満塁で先発・菅野に代わって打席へ。ヤクルト高津監督の“粋な采配”で元チームメート・田口との対戦が実現すると、2球目のスライダーを打ち三ゴロに倒れ苦笑いを浮かべた。

 通常ならこのまま選手交代となるが、亀井はグラブを着け“定位置”である右翼へ。その後、イニングが始まる前に原監督が交代を告げると、スタンドからは大きな拍手。目に涙を浮かべながらゆっくりと下がり、ベンチ前では原監督とも抱き合った。

 この原監督の演出にネット上では「原監督の演出泣けるーー。亀井選手ありがとう」「ライトの亀井さんホントにかっこよかった」「亀井選手の演出はかっこよかったです!原監督、ええやん」「ライト・亀井も粋な采配だなぁ」「一度、亀井をライトにつかせて交代させる原監督ありがとうございます」など絶賛の嵐。

 なかには「亀井さん1度ライトの守備ついてから交代かイチロー引退試合を思い出すなあ」「イチロー演出で亀井さんも泣いててもう涙とまらん」「イチローの引退試合の時も一度ライト守備に就いてからベンチに下がったから亀井も同じ演出だったね」「亀井はイチローも師としてるから同じような起用だね」などイチローの引退試合と重ね合わせるファンの声も挙がっていた。

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2021年10月23日のニュース