眠れる亜大の150キロ右腕、岡留英貴が1年秋以来の白星

[ 2021年5月7日 16:06 ]

東都大学野球・第6週第2日   亜大6―5東洋大 ( 2021年5月7日    神宮 )

<亜大・東洋大>2番手として登板した亜大・岡留(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 最速150キロ右腕・岡留英貴(4年・沖縄尚学)は5回から救援し、4回2/3を3失点。1年秋以来となるリーグ戦2勝目を手にした。

 「ボール、テンポもよかった。チームの力になる意識で投げている」

 インステップするスリークオーターの変則フォーム。140キロ中盤の直球に100キロ台のカーブで緩急をつけ、8回まで無失点に封じてみせた。

 だが、球数が50球を超えた9回に「少し力んでしまった」と4安打を浴びてKO。最終回に4失点で1点差となる後味の悪い試合展開に、生田勉監督は「これが実力。最後に踏ん張れないところが、岡留選手の信用がないところ」とばっさり。

 エースの松本健吾投手(4年・東海大菅生)が好投を続ける現状に、岡留は「このシーズンはずっと松本に負担をかけてしまっている。少しでもチームの戦力になろうと思っている」
 直球の威力やスライダーのキレなどボール自体はエースにも負けていない。残り2試合で浮上のきっかけを掴みたい。(柳内 遼平)

続きを表示

2021年5月7日のニュース