ツインズ・マエケン今季初黒星 絶好調Rソックス打線相手に粘投も

[ 2021年4月15日 05:59 ]

ツインズの前田健太(AP)
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 ツインズの前田健太投手(33)が、14日(日本時間15日)のレッドソックス戦で今季3度目の先発登板。12日(日本時間13日)の試合がミネソタ州で起きた黒人射殺事件で延期されていたため、この日はダブルヘッダー。前田は1試合目の先発で、試合は7回制だった。

 前田は7連勝と絶好調のレッドソックスに2回につかまった。先頭の6番ゴンザレスに左前ポテンヒット、次打者7番レンフローの時、チェンジアップがワンバウンドして捕手が前にはじいたのを見て二進。レンフローが92マイル(約148キロ)の直球を左前適時打で1点目。8番コーデロは左前ポテンヒットで無死一二塁。9番プラウェッキの投前バントを前田が三塁に悪送球、レンフロー生還で2点目。なおも無死2・3塁のピンチで1番アローヨがチェンジアップを左前適時打で3点目。打ち取った当たりが2本もヒットになり不運だった。

 前田は3回、4回はゼロに抑えたが、5回一死三塁のピンチにゴンザレスを迎えると球数86球で交代を命じられた。前田は4回3分の1を投げ、7安打2四球5三振、3失点(自責1)だった。

 前日試合中に雪が降ったミネアポリスだが、この日は曇り空で気温は3度と比較的ましなコンディション。しかしながら前夜遅く、遊撃手で守備の要のシモンズが新型コロナに感染していたとわかり、この日は午前中、ダブルヘッダーの準備に加えて、ツインズの選手、チーム関係者で誰がシモンズと濃厚接触をしていたか、他に感染者は出ていないかなどあわただしく調査しなければならなかった。

 試合はレッドソックスが3対2と競り勝ち8連勝。ツインズは4連敗。前田は今季初黒星で1勝1敗、防御率2・45となった。

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2021年4月15日のニュース