巨人・ドラ5秋広 17日広島戦「8番・一塁」で対外試合デビュー 身長また伸びた202センチ

[ 2021年2月17日 05:30 ]

ロングティーをする秋広 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ビッグな新人が対外試合デビューをする。巨人のドラフト5位・秋広(二松学舎大付)が、今季初の対外試合となる17日の広島戦に「8番・一塁」で先発出場する。

 S班と1軍本隊が合流し沖縄2次キャンプがスタート。秋広は坂本、丸ら主力と対面しても「楽しかったというのが一番です。テレビで見ていた人たちと野球ができた」と動じなかった。

 フリー打撃では「強く振ることを意識した」と右方向に引っ張った鋭い打球を連発。宮崎から高評価する原監督も主力と比べ「打球は遜色ないね」と評した。期待同様、成長期の18歳は大きくなるばかり。この日の朝、宿舎で身長を計測。公称2メートルだが「202センチでした。朝は多少いつも伸びているので」と明かし、驚かせた。

 主力中心のS班メンバーも、噂の新人に興味津々だ。前夜の夕食時には坂本から「なんでドラフト5位なん?」と聞かれ、朝のアップの際にも高校時代の練習内容を聞かれるなど質問攻めにされた。さらに、亀井には「バット貸して」と話しかけられ「色が丸さんと同じで“丸やん!”と言われました」と初日から注目の的だった。

 結果を残せば、59年の王貞治以来62年ぶりとなる高卒新人での開幕スタメンも夢ではない。身長も期待も伸びしろばかりのルーキーが、いよいよデビューを飾る。(田中 健人)

 ▼巨人・平内(17日にプロ初めての対外試合となる広島戦に先発)菅野さんに「1年間ローテを守ることをまずは目標にしたら」と話してもらった。勝ち残れるようにやっていきたい。

続きを表示

2021年2月17日のニュース