元ソフトバンクの摂津正氏が慢性骨髄性白血病 インスタグラムで公表

[ 2021年1月23日 17:38 ]

摂津正氏
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 元ソフトバンク投手の摂津正氏(38)が23日、自身のインスタグラムを更新し、年明けに慢性骨髄性白血病と診断されたことを公表した。

 インスタグラムでは「まさか自分が白血病に…と驚きました。驚きと共に、しっかり治していこうと強く心に決めました」と闘病へ強い意志を示し「幸い薬を飲んでいけば大丈夫とのことで、運動や仕事、食事も今まで通りで良いとのことです。遺伝子変異で発生するので、防ぎようが無いと医師から言われました」と投薬治療をしながら日常生活を送っていくことを明かした。

 「白血病という病気の理解、そして同じような病気で苦しんでる方の力になれば、何より白血病の種類によって治療で必要とされる骨髄の提供者(ドナー)が増えることを願って公表を決意しました」とつづり「正しい病気の知識と骨髄バンクの理解、ドナー登録する人が1人でも多くなればと思うばかりです」とドナー登録を呼びかけた。

 最後は「変わらず仕事も遊びも全力でしていきますので、仕事の依頼、ゴルフ&釣りの誘いお待ちしてます!」と明るく締めくくった。

 ◆摂津 正(せっつ・ただし) 1982年(昭57)6月1日生まれ、秋田県出身の38歳。秋田経法大付―JR東日本東北を経て2008年ドラフト5位でソフトバンク入り。入団1年目の09年に救援投手として70試合に登板。5勝2敗34ホールド、防御率1・47を記録し新人王と最優秀中継ぎ投手賞に輝く。11年からは先発に転向。12年には17勝5敗、防御率1・91の成績で最多勝に輝き、沢村賞も受賞。以降、15年まで5年連続2ケタ勝利をマークした。通算282試合に登板し、79勝49敗、防御率2・98。現役時代のサイズは1メートル81、93キロ。右投げ右打ち。

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