日本ハム、今季スローガン「01Karat」 選手が光り輝く意味込め「一から」+「カラット」語呂合わせ

[ 2021年1月23日 05:30 ]

21年のチームスローガンパネル横でポーズを取る栗山監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは22日、今季チームスローガン「01Karat」(イチカラ)を発表した。北海道移転後初の2年連続Bクラスを経て、チームを「一から」つくり直す年。宝石の重さの単位「カラット」との語呂合わせで、選手という宝石が光り輝くことを宣言した。

 球団内で募集した108の案の中から決まり、札幌市内の球団事務所で会見した栗山監督は「(球場の)ダイヤモンドの中で選手がいつもキラキラする、それが勝つ近道。いつも僕が考えていることを形にしていただき、感謝している」と語った。就任10年目の続投が決まった時から「原点」に戻ってのチーム再建を誓い続ける。「もう一度、ファイターズらしさは何なんだと証明できるように戦っていく」と話した。

 現有戦力で磨き上げられたダイヤモンドは「鶴岡、宮西ぐらい」と言う。「若手の成長は優勝に必要」と、春季キャンプの1軍メンバーには3年目で初の1軍スタートとなる吉田と野村や、4人の新人らを選んだ。「発展途上だったとしても、たくさんの選手がキラキラしていれば勝てるはず。勝てばさらに磨きがかかる」。コロナ下で外国人選手の来日時期は読めず、国産の「原石」を鍛えることが強化に直結する。

 選手に求めたい「原点」は「言葉にすると“野球小僧”」だという。「好きで好きで始めて、泥だらけになって野球をやって…という姿。自粛の時代に好きなことでみんなに喜んでもらえて、こんなにうれしいことはないんだから、そのチャンスをつかみにいかないとばかみたい」。自分を磨いて、競い合うように輝きを放つ選手たちを待ち望んだ。

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2021年1月23日のニュース