“サニブラに勝った男”日本ハム・ドラ2五十幡 目標は盗塁王!ソフトB・周東に勝つ

[ 2020年11月17日 05:30 ]

日本ハムと仮契約したドラフト2位・五十幡
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 日本ハムからドラフト2位指名を受けた中大・五十幡亮汰外野手(21)が東京都内のホテルで契約金7000万円、年俸1100万円で仮契約した。

 「気持ちが引き締まった」と決意を新たにした五十幡は、サイン色紙にプロの目標を「盗塁王」と書き込んだ。陸上部に所属していた中学時代に陸上100メートル、200メートルで全国2冠。その時の出場者に現・男子100メートルの日本記録保持者サニブラウン・ハキームがいたことから「サニブラウンに勝った男」が代名詞となったが、「活躍して野球選手として知ってもらいたい」と過去の栄光は断ち切る。

 次のライバルは今季50盗塁でパ・リーグ盗塁王に輝いたソフトバンク・周東。日本ハム・西川らの盗塁動画を参考にする勉強家で、周東の盗塁も「スタートがうまい。リラックスした状態で両手を膝について素早いスタート。生で見て感じたい」と分析した。

 手動計測ながら50メートル5秒6は、周東の5秒7を僅差で上回る。盗塁では二塁到達まで3秒07。大学通算26盗塁。現在は野球一筋だが「スピードを落とさないように」と陸上競技向けのトレーニングも取り入れている。

 「サニブラウンに勝った男」の代名詞は「自分としてはポジティブに捉えて力としている。そこは言われ続けると思う」と話したが、ここから新天地。北の大地の新・韋駄天(いだてん)は「周東に勝った男」を次の目標に据える。(君島 圭介)

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2020年11月17日のニュース