ロッテ・河合オーナー代行が今季2位総括、井口監督続投明言&契約更改は信賞必罰

[ 2020年11月17日 16:58 ]

ZOZOマリン内で今季総括を行うロッテの河合克美オーナー代行
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 ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長が17日、ZOZOマリンで今季総括を行った。

 2位で進出したソフトバンクとのCSに敗れたが、「コロナで開幕ができるか分からない状況だったが、120試合の短縮となって、最初は無観客で経営的にも厳しかった。選手もパフォーマンスを1年間維持するのは難しい中で、2位に入ってくれた」と奮闘したナインをねぎらった。

 これから始まる契約更改については「(総年俸の予算が)縮まることはしません。信賞必罰というか、貢献してくれた選手にはきっちりと評価するし、そうでない選手にはマイナスになる。それについてはこれまで以上に厳しくなる」との見解も口にした。

 また、今季が3年契約3年目だった井口監督の去就については「もちろん継続してやってもらう。何年というのは言わないが、来季についてはやってもらう」と明言。新加入となったベテラン鳥谷についても「本当のレジェンド。チームメートもみんな尊敬していて、例えば、安田が打てないときはバックアップもしてくれた」と称賛した。

 FA権を持っている沢村、唐川らについても言及。「現時点で来季残留が決定しているのはレアードとマーティンだけ。具体的な話をしていない。選手たちはいろいろな権利を持っている。それは尊重するが、チームとしてはここまで支えてくれた選手たちには全員に残留してほしい」と、メジャーからも高い評価を得ている剛腕リリーバーらの慰留にも全力を注ぐ構えだ。

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2020年11月17日のニュース