DeNA三浦大輔新監督は2年契約 会見で決意「結束」「目指すのは優勝だけ」「ファンと一緒に感動を」

[ 2020年11月17日 14:15 ]

三原一晃代表(左)と握手をかわすDeNAの三浦大輔新監督
Photo By 代表撮影

 DeNAは16日、来季監督に三浦大輔2軍監督(46)が就任すると正式発表した。背番号は「18」から「81」に変更となる。横浜市内のホテルで就任会見が行われ、三浦新監督は抱負を語った。

 冒頭のあいさつで、三浦新監督は「こんにちは。来季から横浜DeNAベイスターズの監督として指揮を執らせていただくことになりました。今まで経験したことを生かして、チームを引っ張っていけるように頑張りますのでよろしくお願いします」と話した。

 三浦監督の主な発言は以下の通り。

 ─現在の心境。
 「この会見場は、引退会見のときにこの場で会見させてもらいましたけど、あれから4年たってここで会見できること。喜びとともに責任を受け止めてやっていきたい」

 ─どんなチームを
 「結束です。選手だけでなくコーチ、スタッフ、1軍ファーム関係なく一つのチームとして結束して戦っていけるように」

 ─目指すものは。
 「目指すのは優勝だけです。優勝目指して、そのために選手が持っている力をどうすれば最大限発揮できるのか。それをコーチと一緒に見極めて、その試合その試合を戦っていくことを考えています」

 ─ファンへ一言。
 「感動を与えるというよりも、ファンの方と一緒に戦って、一緒に感動して、一緒に喜びたいと思いますので、力を貸して下さい。よろしくお願いします」

 ─背番号は18から81に変更した。
 「(コーチ、2軍監督で)2年間18番を付けさせてもらいましたけど、やはり18番はマウンドの上で輝く番号。選手が付けるのが一番ということでこのタイミングで替えさせていただきました。しっかりそういう選手が出てきて欲しいなと思います」

 ◆三浦 大輔(みうら・だいすけ)1973年(昭48)12月25日生まれ、奈良県出身の46歳。高田商から91年ドラフト6位で大洋(現DeNA)に入団。05年に最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得。16年限りで現役を引退し、プロ25年間の通算成績は535試合で172勝184敗、防御率3.60。引退後はDeNAの球団スペシャルアドバイザーを経て19年に投手コーチに、20年は2軍監督を務めた。

続きを表示

2020年11月17日のニュース