中日ドラ1高橋 球団史上新人最高年俸で契約 高卒選手の“満額”契約は19人目 第1号は松坂

[ 2020年11月16日 20:29 ]

会見で意気込みを語る中日ドラフト1位の中京大中京・高橋(撮影・椎名 航)
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 中日からドラフト1位指名を受けた高橋宏斗投手(18=中京大中京)が16日、名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円(金額はいずれも推定)で仮契約した。

 昨年11月に新人選手の年俸の上限が引き上げられたことから球団史上、新人最高年俸となった。昨年、年俸1600万円で契約した新人は広島のドラフト1位・森下暢仁投手、ソフトバンクのドラフト1位・佐藤直樹外野手、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手、 西武のドラフト1位・宮川哲投手、ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手が“満額”で契約している。

 94年に新人の年俸の上限が規定されてから、高卒で最高条件で入団した選手は昨年まで18人。98年に松坂大輔投手が当時の上限1300万円で契約したのが最初で、中日では15年の小笠原慎之介投手が1500万円で契約したのが第1号。18年には根尾昂内野手も1500万円で契約している。

 ◆最高条件で入団した高卒選手◆

98年 松坂大輔(西武 横浜 1300万円)
01年 寺原隼人(ダイエー 日南学園 1500万円)
04年 ダルビッシュ有(日本ハム 東北 1500万円)
06年 田中将大(楽天 駒大苫小牧 1500万円)
07年 中田翔(日本ハム 大阪桐蔭 1500万円)
07年 佐藤由規(ヤクルト 仙台育英 1500万円)
09年 菊池雄星(西武 花巻東 1500万円)
12年 大谷翔平(日本ハム 花巻東 1500万円)
12年 藤浪晋太郎(阪神 大阪桐蔭 1500万円)
13年 松井裕樹(楽天 桐光学園 1500万円)
15年 小笠原慎之介(中日 東海大相模 1500万円)
15年 高橋純平(ソフトバンク 県岐阜商 1500万円)
16年 藤平尚真(楽天 横浜 1500万円)
17年 清宮幸太郎(日本ハム 早実 1500万円)
18年 根尾昂(中日 大阪桐蔭 1500万円)
18年 藤原恭大(ロッテ 大阪桐蔭 1500万円)
19年 奥川恭伸(ヤクルト 星稜 1600万円)
19年 佐々木朗希(ロッテ 大船渡 1600万円)

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