巨人逆転負け 坂本21戦ぶり17号で王、長嶋に続く13年連続100安打到達も…

[ 2020年10月21日 20:54 ]

セ・リーグ   巨人1ー2ヤクルト ( 2020年10月21日    神宮 )

<ヤ・巨>6回1死二塁、村上に逆転2ランを打たれ降板する高橋(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は最下位のヤクルトに1-2で敗れ、3連敗となった。

 先発の高橋は初回、先頭の坂口を四球で歩かせると、青木、山田哲に連打を浴び、いきなり無死満塁のピンチを迎えた。しかし、そこから圧巻の投球。村上、西浦、中村を三者三振でしのいだ。5回まで無失点と好投していたが、1-0の6回1死に4番・村上に逆転2ランを浴びると、6回途中87球を投げて5奪三振2失点で降板。その後は救援陣が踏ん張り無失点に抑えたが、ヤクルトに逃げ切られた。

 打線はヤクルトの先発・石川にほんろうされた。唯一の見せ場は、0-0の4回2死。3番・坂本が初球の外角シンカーを左翼席に運び出場21試合ぶり17号先制ソロを放った。この本塁打で2年目の08年から13年連続100安打。球団では王、長嶋に続く3人目となった。坂本は9回にも安打を放ち、2000安打へ残り15本とした。

 5回には丸の四球と若林の二塁打で無死二、三塁。しかし、大城がスクイズを失敗するなど得点を奪えず。その後、9回1死から安打と四球、バッテリーミスで二、三塁の好機も、丸、若林が連続三振で逆転できなかった。

 ヤクルトは先発・石川の6回1失点好投に主砲が応えた。1-0の6回に村上が24号逆転2ラン。その後は救援陣が1点差を守り切った。石川は今季2勝目(7敗)で、16年の広島・黒田博樹以来、40代での巨人戦先発勝利となった。チームは連敗を2で止めた。

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