ワールドシリーズ初戦の観客動員は1万1388人 新型コロナの影響で111年ぶりの少なさ

[ 2020年10月21日 15:58 ]

1グループにつき4席単位となった観客席(AP)
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 ワールドシリーズ初戦の観客動員は1万1388人。これはデトロイトのベネット・パーク(1896~1911年)で行われた1909年の第6戦(タイガース対パイレーツ)の1万535人以来となる少ない人数となった。

 舞台となっているテキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドはレンジャーズの新本拠地として12億ドル(約1260億円)をかけて完成したが、本来の収容人数は4万518人。しかし新型コロナウイルスの感染防止のため、同球場で行われたリーグ優勝決定リーグ同様に入場は制限され、ワールドシリーズでは28%までとなっていた。

 座席は1グループにつき4席までで、グループ同士の席は間隔をあけて「ソーシャル・ディスタンシング」を確保。観客は飲食以外のケースではマスク着用が義務付けられていたが、試合を通してマスクを外しているファンも目立った。

 なお選手は体を接触させて喜びを表現することは禁止されており、4回に2ランを放ったドジャースのコーディー・ベリンジャー(25)はホームベースを踏んだあと、目の前にいたマックス・マンシー(30)と足で“ハイタッチ”ならぬ“ロータッチ”をかわしていた。

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