“最高の1日”広島・中村祐 2年ぶりの本拠地勝利&適時打 「活躍する姿見せられてうれしい」

[ 2020年10月12日 05:30 ]

セ・リーグ   広島7-4ヤクルト ( 2020年10月11日    マツダスタジアム )

<広・ヤ(20)>2勝目をあげヒーローインタビューを終えポーズをとる中村祐
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 広島・中村祐が6回6安打1失点の力投で今季2勝目。本拠地・マツダスタジアムでは18年5月1日以来の勝利を飾った。

 「なかなかマツダで勝てずに苦しんでいた。活躍する姿を(地元ファンに)見せられてうれしい」

 過去3試合で2度失点し課題だった立ち上がりを何とか無失点。「調子はあまり良くなかった。バックを信じて投げた」と3回をのぞき毎回走者を背負ったが、失点は村上に許したソロ本塁打による1点だけ。佐々岡監督が「独特の曲がりをする彼の持ち味」と評したスライダーで7奪三振中4三振を奪った。

 打撃でも5回無死満塁から初球真っすぐを右前打。18年4月18日ヤクルト戦以来の適時打で自らを楽にした。「思い切りいけの指示。ボールが当たって良かった」。今季自己最多107球も、最高のお立ち台に疲れを忘れていた。

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