11球団28人のスカウト視察魅了 近大・佐藤、“足”でサヨナラ貢献 

[ 2020年10月12日 05:30 ]

関西学生野球第5節1回戦   近大4-3立命館大 ( 2020年10月11日    ほっと神戸 )

タイブレーク10回、井町の遊ゴロで生還する近大・佐藤(撮影・井垣 忠夫)
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 巨人、阪神などがドラフト1位候補に挙げる近大・佐藤が「足」でサヨナラ勝利に貢献した。立命大戦は延長戦に入り、タイブレークの10回無死二、三塁。三塁走者の佐藤は、遊撃への打球で50メートル6秒の快足を飛ばして本塁突入。上体を反らしてタッチをかいくぐり、左足で本塁を払う絶妙なスライディングでセーフをもぎ取った。

 「勝ったことが一番良かった。というか勝たないといけない」。11球団28人のスカウト陣が視察。3打数無安打2四死球でも、オリックスの牧田勝吾編成部副部長は「スイングの強さ、ポテンシャルの高さ、最後のスライディングも一つ一つが魅了するプレーをしてくれる。即戦力の野手としては一番の評価をしている」と話した。

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2020年10月12日のニュース