県岐阜商・佐々木、聖地甲子園でのプレー「素直に楽しかった」9回に今大会1号

[ 2020年8月11日 18:59 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   県岐阜商2―4明豊 ( 2020年8月11日    甲子園 )

<県岐阜商・明豊> 9回無死、県岐阜商・佐々木は左中間に今大会第1号となるソロ本塁打を放ちガッツポーズ (撮影・後藤 大輝)
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」は11日、甲子園球場で2日目が行われた。第3試合では、県岐阜商が昨秋の九州王者・明豊(大分)に2―4で敗れた。

 県岐阜商は、先発の2年生左腕・野崎が2回途中4安打3失点(自責点1)とピリッとせず。打線も7回に1点、9回に佐々木のソロ本塁打で1点を返したが及ばず、守備では5失策と、攻守で精彩を欠いた。

 鍛治舎監督は「実戦の感が戻らない中、あの若杉君の出来でしたから。なかなか打ち崩すのが難しかった」と、好投した相手先発・若杉に脱帽。一方で「佐々木のホームランも出たし、森もよく投げたので。よくやったかなと思います」と選手たちの健闘を称えた。

 今大会1号となるソロ本塁打を放った佐々木は「小さいころから、ここで野球をするっていうのが夢だったので、素直に楽しかった。自分の一本でチームに勢いをつけたかったので、なんとか一本が出て良かった」と、聖地でプレーできた喜びをかみしめていた。

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2020年8月11日のニュース