巨人・原監督 ハツラツ選手に笑顔「シーズンに入ると違うんでしょうかね」満点救援の高木が打線に着火

[ 2020年6月20日 18:14 ]

セ・リーグ   巨人11―1阪神 ( 2020年6月20日    東京D )

<巨・神>ウイニングボールを手に、原監督の出迎えを受ける田口(撮影・森沢裕)
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 リーグ連覇を目指す巨人が11―1と大勝し、伝統の一戦となった阪神との開幕カードで2連勝を飾った。

 巨人の原辰徳監督(61)は一挙8点を奪って試合を決めた7回裏の攻撃について「攻撃に入る前にしのいだというところに、ああいうイニングが生まれたという感じがしますね」と3―1で迎えた7回表に3番手・ビエイラが制球難から2死満塁のピンチを招きながらリリーフした高木が主砲・ボーアを見逃し三振に仕留めたことに触れ「あそこの場面で最高のボールを3つ投げたっていうのがね、非常に勢いをつけたというふうに思いますね」と1ボールから3球連続ストライクで見逃し三振に仕留めた高木を称えた。

 打線も開幕前に新型コロナウイルスに陽性反応を示して心配された昨季MVPの坂本があと本塁打が出ればサイクル安打というタイムリーを含む3安打を放ち、主砲・岡本もタイムリーを含む2安打。新助っ人のパーラは来日1号となる3ランを放ってビッグイニングの立役者となった。

 「シーズンに入ると違うんでしょうかね。いいものが出て、あしたからもいい精神状態で戦えるんじゃないかなという感じがしますね」と原監督。開幕2戦目で先発マウンドに上がり、5回1失点で今季初勝利を挙げた7年目左腕・田口については「少し慎重さというんでしょうかね、丁寧に投げ過ぎたというんでしょうかね、そのへんで球数とかいろんな意味でね…」と5回91球という球数に触れつつも「ボールの質という点ではいいと思います。きょうの勝ち星というものがまた活力になると思います」と及第点を与えていた。

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