コロナ禍で延期のU―15W杯 10・30からメキシコで開催

[ 2020年6月5日 13:43 ]

2016年に行われた第3回「WBSC U―15ワールドカップ」で銀メダルを首にかけてもらう選手たち
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 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は4日(日本時間5日)、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっていたU―15(15歳以下)ワールドカップ(W杯)を、メキシコのティファナで10月30日から11月8日まで開催すると発表した。当初は8月に開催予定だった。

 大会は日本の他、開催国のメキシコ、米国、キューバ、ドミニカ共和国、パナマ、ベネズエラ、台湾、ドイツ、イタリア、南アフリカ共和国、グアムの12チームで争われる。

 日本は昨年8月に中国で行われたU―15アジア選手権大会で2大会連続3度目の優勝を果たし、W杯出場を決めていた。

 また、U―15W杯の直後には、当地で11月12日から21日まで、女子野球のW杯も開催されることが、2日に発表されたばかり。こちらは当初9月に行われる予定だった。

 女子野球W杯は、前回大会覇者の日本と開催国のメキシコ、米国、カナダ、ベネズエラ、台湾、フィリピン、フランス、オーストラリア、キューバ、ドミニカ共和国、オランダの12チームで争われる。

 WBSC主催のW杯が、同じ場所で2大会続けて開催されるのは初めて。リカルド・フラッカリ会長は「W杯の“ダブルヘッダー”は我々の歴史上初めてのこと。世界的なカレンダーがリスタートへ向かう中で、野球とスポーツにとって素晴らしい機会になる」とコメントした。

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2020年6月5日のニュース