MLB 7回制Wヘッダー案浮上 「シーズン最低100試合実施」は合意間近

[ 2020年3月27日 02:30 ]

MLBのロブ・マンフレッドコミッショナー
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 大リーグ機構(MLB)と選手会で合意間近の今季開催案に、7イニング制のダブルヘッダー実施が含まれる可能性が浮上した。

 複数の米メディアが交渉状況について報道。新型コロナウイルス感染拡大のため開幕が最短でも5月中旬以降となっている今季は162試合の消化が困難で、最低100試合を実施した上でポストシーズンは約1カ月遅れの11月開催、温暖な中立地でのポストシーズン開催などが協議されている。

 その中で最大で週2度とするダブルヘッダーについて、ブルージェイズのロス・アトキンスGMが7イニング制での実施をMLBに提案。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「以前に野球の数字で変えられないものの一つで9イニングを挙げたが、当時は危機的な状況を想定していなかった」と実施に含みを持たせた。

 5月中の開幕には「安全でなければ、現実を受け入れないといけない」と再考を示唆。一方で「野球は必ず帰ってくる」と訴えた。

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2020年3月27日のニュース