西武・外崎 “幻の開幕”前に野球少年へアドバイス「素振りは計90本。ティー打撃は…」

[ 2020年3月19日 18:06 ]

守備練習をする西武・外崎
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 侍戦士「外崎コーチ」が、野球少年たちにメッセージを送った。

 本来なら西武はあす20日、メットライフドームで日本ハムとの開幕戦だった。祝日とも重なり、ドームには、開幕を心待ちにした野球少年たちも多く足を運ぶことが予想された。

 だが新型コロナウイルス感染拡大による影響で開幕の見通しは立たない。この日、同ドームで全体練習に参加した外崎も現状に「みんなが初体験のこと。仕方ないですね」と肩を落とした。

 それでも侍戦士は、ドームに足を運べない野球少年たちへのメッセージを忘れなかった。「せっかくだから、まずどんな形でも1日1度は太陽の光を浴びてもらいたい」とエール。

 そして具体的な野球指導にも熱が入った。「素振りをするなら、毎日ストライクゾーンを9分割して、1カ所10本で計90本かな。内角高め、真ん中高め、外角高めとかの順で。そして、もしティー打撃ができる環境なら、5本ずつに分けて集中してミート。ずっとダラダラやるよりは5本単位がいい。西武に入団してから、5本ずつのティー打撃を行っている」と力を込めた。

 昨季11月の国際大会「プレミア12」でも初優勝に貢献した日本を代表するユーティリティプレーヤーも、ファン、野球少年らと会えないことを寂しく感じている。

 もし開幕して会えるとき、今日よりも少しでも技術が上達した子どもたちに会えるなら、それは外崎にとっても最高の時間の流れ方だ。

 野球少年のみんな、外崎コーチのアドバイス、実践してみては。

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2020年3月19日のニュース