阪神・矢野監督 若手に早期アピール指令 助っ人8人態勢で実戦機会減「競争から出てきて」

[ 2019年12月30日 05:30 ]

阪神・矢野監督¥、
Photo By スポニチ

 阪神の矢野燿大監督(51)が、来春キャンプにおいて若手に「早期アピール」指令を出した。

 「若い選手のチャンスもオープン戦から減る可能性もあるだろうし。そのつもりでキャンプに臨んできてもらいたいっていうのはある」

 東京五輪開催の影響で開幕が今年より9日早いことに加え、今オフは積極補強で外国人選手は球団史上最多8人態勢となった。指揮官は来春の沖縄キャンプにボーア、サンズ、エドワーズら新外国人5人を含む7選手を参加させる方針を明言済みで実戦での見極めも必要なことから、例年より若手選手の実戦機会が少なくなるのは必至だ。

 「プロってそんなもんやしね。毎年毎年、ドラフトだってあって、FAだって、補強だってある。ずっと言っているように、みんなの競争が激しくなることが強くなるところではあると思う」

 来春キャンプでは第1クールから実戦練習を行い、2月8日には対外試合初戦となる中日との練習試合も予定。「その(競争の)中からどんな選手たちが成長してくれるのか。競争から出てきてくれるか。楽しみにしたい」。例年以上の激しさが予想されるサバイバルレースから目が離せない。(山本 浩之)

続きを表示

2019年12月30日のニュース