涌井が楽天入団会見 7500万円減も「常にキャリアハイは狙っている」

[ 2019年12月23日 16:51 ]

楽天入団会見で意気込みを語る涌井(撮影・尾崎 有希)
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 ロッテから金銭トレードで楽天に移籍した涌井秀章投手(33)の入団会見が23日、仙台市の楽天生命パークで行われた。

 先発への強いこだわりを持つ経験豊富な右腕は「ロッテにお世話になった感謝の気持ちはあるけど、すぐに気持ちは切り替わった。早くチームに馴染みたいし、貢献したい。まずは投げるポジションを勝ち取らないといけない」と意気込みを口にした。

 西武、ロッテと渡り歩き、楽天が3球団目となる。過去に最多勝を3度、09年には沢村賞も受賞している。17年から3年連続で2桁勝利を逃しているが「常にキャリアハイは狙っている。来たからには優勝したい。早くこの球場で楽天のユニホームを着て投げたい」と力強かった。

 会見前に契約交渉を行い、年俸1億2500万円プラス出来高払いで合意。今季の2億円から37・5%(7500万円)の大幅ダウンとなったが、新天地での巻き返しに燃えている。(金額は推定)

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