来季はお立ち台で!?阪神 高山&青柳 爆笑掛け合い

[ 2019年12月23日 05:30 ]

ファンの前で軽快なトークを繰り広げる高山(左)と青柳 (撮影・平嶋 理子)  
Photo By スポニチ

 阪神の高山俊外野手(26)、青柳晃洋投手(26)が22日、大阪市内のホテルで行われたファンクラブイベント「クリスマスパーティー」の昼の部に参加。同期入団の同学年ならではの絶妙なやりとりで盛り上げ、お立ち台での共演を誓った。

 高山「お立ち台に2人で立てたら良いですね。青柳が勝ち投手で僕が打って、そういう試合をたくさん見せられたら。何を話す? 青柳がいるだけで、なんとかなると思います(笑い)」

 青柳「同期は強い思い入れがあるので。高山はもちろん、同期と一緒に上がれたらうれしいですね」

 高山が自身のインスタグラムに青柳の顔面ドアップを投稿したかと思えば、青柳は誕生日プレゼントとしてもらった高山のサイン入りボールを、「マジでいらない笑」と投稿――。SNSなどで“いじり合い”を繰り返す姿からネット上で「名コンビ」と呼ばれることがある2人。甲子園での絶妙トークが実現すれば、ファンを喜ばせるというチームの方針を体現できる。

 そんな2人はこの日、終始、息ぴったりだった。司会者から「高山選手はどんな人?」と問われた青柳は「見た目の通り、優しくはないです」と“先制パンチ”。ひと笑い取ったが、高山が「優しくする人には優しいです。(青柳には)優しくする必要がありません」と“カウンター”を決めてファン230人の爆笑を誘った。

 その後の取材でも続いた。「クリスマスに欲しい物は?」の質問に困っている高山に、昨年結婚した青柳が「一緒に過ごしてくれる人だろ」。しかし高山はそれを“フルシカト”して「特にないです。試合に出たい…ですかね」と願いを吐露。「いい人ぶるなよー」という青柳の最後っ屁すら無視して今度は報道陣を笑わせた。

 そんな2人は来季の決意を新たにした。高山が「戦うのは味方ではなく、相手投手です」と定位置争いへ意気込めば、青柳は「(先発ローテに)決まっているわけじゃない。勝ち取らないと」と力を込めた。理想の結果を残すことができれば、共演する日は遠くないはずだ。
(巻木 周平)

続きを表示

2019年12月23日のニュース