張本氏、西武・増田を称賛「防御率1点台はすごい」 バッテリー賞表彰式

[ 2019年12月9日 14:01 ]

<2019プロ野球最優秀バッテリー賞>最優秀バッテリー賞を受賞した(左から)西武・増田、森、巨人・山口、小林(撮影・村上 大輔)
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 スポーツニッポン新聞社が制定する「2019プロ野球最優秀バッテリー賞」(協力・一般社団法人電池工業会)の表彰式が9日、都内のホテルで行われた。

 パ・リーグは西武の増田達至投手―森友哉捕手、セ・リーグは巨人の山口俊投手―小林誠司捕手が受賞。

 増田と山口は初受賞。森は2年連続2度目、小林は2年ぶり2度目の受賞となった。

 表彰式には選考委員を務めたスポニチ評論家の張本勲氏、中畑清氏、大野豊氏も出席。

 張本氏は「セ・リーグは満場一致で決まった。小林は強肩を生かして、チームが落ち着いてプレーできた。パ・リーグはソフトバンクの千賀、最多勝の日本ハム・有原の名前も挙がったが、増田の防御率1点台はすごい。森の活躍も素晴らしかった」と選考過程を明かした。

 中畑氏は「森の存在感は際立っていた。豪快なバッティングで子どもたちを楽しませるプレースタイル。なかなか捕手にはいない」と首位打者にも輝いた森の打撃を高く評価。

 大野氏は「私も現役時代に1度は獲ってみたいなと思った賞。なかなか選んでもらえなかったけれど、それだけ価値のある賞だと思う。意思疎通の中で努力して獲れるもの」と両バッテリーを称えた。

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