ブレーブスGMのFAでの球団間連携発言を問題視 大リーグ選手会調査へ

[ 2019年11月8日 05:30 ]

 大リーグ選手会は6日(日本時間7日)、ブレーブスのアレックス・アンソポウロスGMのFA市場を巡る発言を問題視し、調査に乗り出すと発表した。

 同GMは報道陣との電話会見で「(ワールドシリーズに出場していない)他の27球団と連絡を取り合い、FA市場で何をしようとしているか、誰がトレード候補かといった感触を得ることができた」と話したという。これに対し、選手会のトニー・クラーク専務理事は「FA制度全体の信頼性が疑われる。球団間の連携が明言されており、とんでもない」との声明を出した。

 その後、同GMは球団を通じ、トレードの可能性を探っただけと釈明し「発言を誤った。混乱を招いたとしたら申し訳ない」とした。近年はFA市場の動きが遅く、各球団の結託が疑われている。

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2019年11月8日のニュース