侍ジャパン 初実戦4番は広島・鈴木を指名 稲葉監督「本当に意識が高い」

[ 2019年10月24日 16:03 ]

<侍ジャパン宮崎合宿3日目>打撃練習する鈴木を見つめる稲葉監督(撮影・会津 智海)
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 国際大会・プレミア12(11月2~17日、台湾・日本など)に臨む侍ジャパンは25日、日本ハムとの練習試合(サンマリン宮崎)で初実戦を迎える。稲葉篤紀監督(47)は24日の練習後、先発オーダーを公表。4番には広島・鈴木誠也外野手(25)を指名した。

 「4番は鈴木誠也でいきます。実戦を少し離れているので、とにかく実戦感覚を養ってもらう時間にしてほしいと思っています」
 先発オーダーは以下の通り。

 (1)中堅・秋山、(2)二塁・菊池、(3)DH山田、(4)右翼・鈴木、(5)左翼・吉田、(6)一塁・浅村、(7)三塁・外崎、(8)捕手・会沢、(9)遊撃・源田、(10)DH近藤

 練習試合のため、DH2人で10人スタメンの特別ルール。7イニング制を予定する。「哲人(山田)が試合途中からファーストに行ったり。近藤選手がライトに回ったり、と考えています」と本番に備え、想定される守備位置で実戦感覚を取り戻させる。サインも出す予定はないという。

 4番に置いた鈴木は、17年夏の稲葉監督就任後は、トップチームの侍ジャパンに初選出となった。17年3月に第4回WBCを経験しており、2年半ぶりの代表復帰。その練習姿勢について稲葉監督は「本当に意識が高い。やるべきことを、しっかり意識を持ってやっている。あの若さにして責任感も強い」と改めて称賛した。

 投手は楽天・岸孝之投手が先発。4イニングの登板を予定している。

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2019年10月24日のニュース