大谷11打席連続無安打 オースマス監督「問題ない」

[ 2019年7月31日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―7タイガース ( 2019年7月29日    アナハイム )

タイガース戦の4回、右飛に倒れるエンゼルス・大谷
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 エンゼルス・大谷は初回1死一塁で痛烈な打球を右方向へ放った。打球速度114・6マイル(約184キロ)は、6月28日に放った自己最速115・1マイル(約185キロ)に次ぎ2番目に速く、この試合では誰よりも速かった。だがシフトで右に動いていた二塁手の正面を突き二ゴロ併殺。1点を追う6回1死一、三塁では四球を選び満塁機をつくったが、後続が連続三振に倒れた。

 27日の15号ソロの直後から11打席連続無安打となり、打率は・285。もっとも打球の鋭さや選球眼は健在で、必死に勝利への道を探った。ブラッド・オースマス監督は「彼は問題ない。鋭くいい打球が見られるようになってきた」と不安視はしていない。チームも、大谷も、まだかみ合ってきていない。 (後藤 茂樹)

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2019年7月31日のニュース