中日・山本“地元”甲子園でプロ初勝利!「高校生の時には夢にも思っていなかった」

[ 2019年7月31日 21:48 ]

セ・リーグ   中日3―2阪神 ( 2019年7月31日    甲子園 )

地元でプロ初勝利を挙げ、与田監督(左)に祝福される山本(撮影・北條 貴史)
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 中日は、先発・山本が6回79球を投げて、4安打1失点の好投でプロ2年目で初勝利を挙げた。

 「本当に嬉しい気持ちしかないですね」とプロ初勝利を喜んだ山本。ウイニングボールは両親にプレゼントすると明かした。

 兵庫県出身で市立西宮高校から2017年ドラフト6位で中日に入団。「高校生の時には、(甲子園でプロ初勝利出来るとは)夢にも思っていませんでした」と話し、「昔から通った球場でしたが、マウンドから見る甲子園はデビュー(2018年9月)以来でした。人は凄かったんですけど、その中で自分のピッチングをしようと心掛けて投げました」と初勝利の試合を振り返った。「最後はドキドキしたんですけど、岡田さんなら抑えてくれると信じていました」と9回の岡田の投球を信じて見守っていたことも明かした。

 プロを目指している野球少年たちへ「自分は体を大きい人に負けたくないと思って、ずっとピッチャーをやってきました。まだ一つ勝っただけですけど、少しは報われたのかなと思います。少しでも野球少年への希望になればいいかなと思っています」とメッセージを送った。

 今後のプロ野球人生についても「自分の持ち味である気持ちで押していくピッチングをこれから見せていきます。この1勝に満足することなく、たくさん勝ちを積み重ねていきたいと思います」と意気込んだ。

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