広島7連勝で22日ぶり貯金1&巨人に6差 小園プロ初アーチ含む4安打4打点 大瀬良51日ぶり7勝目

[ 2019年7月26日 22:05 ]

セ・リーグ   広島12―3ヤクルト ( 2019年7月26日    神宮 )

<ヤ・広>3回2死一、二塁、小園が右越えにプロ初ホームランとなる3ランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 広島が三好のプロ初となる2戦連発、小園のプロ初アーチを含む4安打4打点の活躍などでヤクルトに12―3で圧勝し、今季3度目の7連勝。7月4日以来22日ぶりに貯金1とした。広島は今季最多の18安打で2試合連続今季5度目の2桁得点。首位・巨人が敗れたためゲーム差が6に縮まった。

 先発投手の大瀬良は6回をバレンティンの2ランのみに抑えて自身の連敗を4で止め、6月5日の西武戦(メットライフD)以来51日ぶりとなる今季7勝目(6敗)。ヤクルトは今季10度目の2桁失点で連勝が2で止まった。

 広島は2回、三好のプロ初2試合連発となる左越え2号ソロで先制。3回には鈴木、松山の連続適時打で2点を加えた後、ドラフト1位ルーキーの小園が42打席目にして待望のプロ初打点&初本塁打となる右越え3ランを放って6点リード。3点差に迫られて迎えた8回には代打・高橋大の適時三塁打と西川の適時打で2点を加えると、9回には降雨による約20分の中断明け直後に鈴木の適時打、野間の右越え2号2ラン、小園の適時二塁打などで一挙4点を加えて逃げ切った。5打数4安打4打点の小園はプロ初の猛打賞で、三塁打が出ればサイクル安打達成という大活躍だった。

 ヤクルトは先発の高橋が3回で7三振を奪いながら7安打6失点KO。6回にバレンティンが球団タイの5試合連続となる左越え21号2ランを放ち、7回には山田哲の適時三塁打で1点を返して3点差まで詰め寄ったが、8回に4番手・久保が先頭・三好に四球を与えてから2本の適時打を浴び、9回には中断明けに5番手・蔵本が4点を失い、今季10試合目の2桁失点となった。

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