大谷、左腕撃ち今季初の代打安打 まだある球宴出場可能性「出たくないっていう人はいない」

[ 2019年6月25日 05:30 ]

インターリーグ   エンゼルス6―4カージナルス ( 2019年6月23日    セントルイス )

エンゼルスの大谷翔平(AP)
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 エンゼルス・大谷が1―0の6回1死一、二塁で代打出場し、左腕ウェブのチェンジアップを右前に運んだ。

 「浅い回であまり投手を使いたくないとこだけど僕のところで(投手を)代えてきた。そこで打ったことは良い」。代打で今季5打席目での初安打は打球速度105・5マイル(約169・8キロ)の痛烈な一打。続くラステラの適時打を呼び、貴重な追加点を演出した。

 6月は打率・306、6本塁打。7月9日(日本時間10日)に行われるオールスター戦のファン投票ではDH部門で落選したが、選手間投票などで選出される可能性はまだ残る。球宴前日に開催される本塁打競争出場を期待する声は米メディアからも上がっており「出たくないっていう人はいない。光栄なこと」と意欲を語った。

 今カードはプホルスがかつての本拠地セントルイスでプレーし、総立ちの拍手が全打席で起こった。「打つべきところで打ってやっぱり凄い。スターだなって」。連敗は3でストップ。大谷もスターへの道をひた走る。(柳原 直之)

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2019年6月25日のニュース