日本ハム大田5安打5打点「訳分かんないくらい打てちゃった」

[ 2019年4月25日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム15―5楽天 ( 2019年4月24日    札幌D )

5回2死一、二塁、2点適時二塁打を放つ大田(撮影・高橋茂夫)
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 桜の開花宣言が発表された札幌でHマークが咲き乱れた。日本ハム・大田は一挙7得点した8回に5安打目となる左前打を放ち、プロ11年目で初の4安打どころか、自身初の5安打5打点の大暴れ。「訳分からないくらいヒットを打てちゃった」と照れたが、チームも今季最多19安打で今季初の2桁となる15得点快勝。勝率も5割に戻し、大田は「(打線も)開花宣言でいいんじゃないですか」と笑った。

 過去21試合で62得点は12球団最少。2点を追う初回に大田の適時打などで4点を奪い、栗山監督も「初回が大きかった」と先制された直後に勝ち越したことを評価した。複数得点を奪うのは、18日のオリックス戦の9回に3得点して以来、4試合、28イニングぶり。ここまで1試合平均得点が2・95点と低迷していた打線が、大田の活躍にけん引されるように、ようやくつながった。

 大田はこの日だけで打率を3分7厘上げ、・290は前日のリーグ19位から8位に急浮上した。それでも「明日から雑にならないように。また新しい一日が始まる」と気持ちを切り替えていた。 (東尾 洋樹)

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2019年4月25日のニュース