中日・根尾 収穫の1軍デビュー「流れを経験できたのは大きい」

[ 2019年3月13日 17:49 ]

オープン戦   中日2―4阪神 ( 2019年3月13日    ナゴヤD )

<中・神>9回表無死、梅野の遊ゴロで、打球を弾くもアウトにし、照れ笑いを浮べる根尾(撮影・椎名 航)
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 中日の注目ルーキー、ドラフト1位・根尾(大阪桐蔭)は13日の阪神戦でオープン戦初出場。

 7回から途中出場し、遊撃を守ると、8回の打席では先頭で空振り三振。石崎の150キロを超す直球に手を出せず追い込まれると、最後はチェンジアップにバットが空を切り「自分がストライクの球を見逃してしまったのが一番大きい。振っていける準備をしないと」と反省を口にした。

 守備では9回に2度、ゴロをさばいた。先頭・梅野のゴロはバウンドが合わず、ファンブルしたもののその後、冷静に打球を処理し、アウトを奪い「きれいにさばけたら良かった。自分の技術不足。それでもアウトにできた」と振り返った。

 初めてナゴヤドームで1軍の舞台を経験し「試合を通して流れを経験できたのは大きい。その流れに乗っていけるような、断ち切るようなプレーができたら良いなと思います」と話した。

 与田監督は根尾の1軍合流を「2軍でずいぶん動きがよくなってきた中で、1軍レベルを体験させることが目的」と説明。その上で、プロ入り初めて1軍戦に出場したルーキーを「根尾本人が何を感じるか、プロがどういうものか、1軍レベルがどういうものか、すべての面で気づいて欲しい」とした。

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