日本ハム・吉田輝 対外試合デビューは1回1安打無失点 真っ向勝負でバットをへし折った

[ 2019年3月12日 14:38 ]

春季教育リーグ   日本ハム―楽天 ( 2019年3月12日    鎌ケ谷 )

<教育L 日・楽>7回1死一、二塁、代打の橋本(左)のバットを折り二併に打ち取る吉田輝(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18=金足農)が12日、千葉県鎌ケ谷市で行われた春季・教育リーグの楽天戦に登板。対外試合デビューを果たした。

 7回から4番手で救援。先頭のヒメネスには四球を許すも、続く岩見は高めの146キロ直球で空振り三振。続く山下からは中前打を浴びて、1死一、二塁のピンチとしたが、代打の橋本を内角低め143キロの直球でバットをへし折り、4―6―3の重殺に打ち取った。

 1回1安打無失点。試合前には、「直球で勝負したい。変化球はそんなに投げるつもりはない」と話していたが、宣言通り投じた20球の内、直球が18球で、真っ向勝負で無失点に抑えた。

 ベンチに引き揚げる際には、スタンドから拍手で見送られた。この日は、鎌ケ谷スタジアムで行われた教育リーグでは、初めて集客1000人を越える1306人のファンが集まり、甲子園準優勝右腕のデビュー戦を見届けた。

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