ロッテ 藤岡、フルスイング貫く 意識改革の今季1号逆転2ラン

[ 2019年3月6日 05:30 ]

練習試合   ロッテ2軍8―7東洋大 ( 2019年3月5日    東洋大G )

<ロッテ2軍・東洋大>6回無死二塁、逆転2ランを放つ藤岡(撮影・木村 揚輔)
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 フルスイングは「後悔」をなくすための変化だった。6―7とリードされた6回無死二塁、ロッテの2年目・藤岡は東洋大の右腕・松沢(1年)の内角直球を右翼へ「今季1号」となる逆転2ラン。

 「今まできれいなヒットを打ちたくて、バットに当てる意識が強かった。でも、しょうもない凡打で終わるのならフルスイングしようと思います。振れる打者じゃなければ生き残ってはいけない」

 1年目の昨季は遊撃の定位置を獲得し、143試合出場。ただ、打撃は打率・230、5本塁打と不本意だった。今季は「打率・270以上、2桁本塁打は打ちたい」と意識改革し、奪った定位置を不動のものにする。

 右膝裏痛のために出遅れていたが、9日の中日戦(ZOZOマリン)から1軍合流することが決定。「最初は膝の裏側に電気が走る感じだったけど、もう大丈夫」。4年目の平沢がオープン戦2試合5安打とアピールする遊撃争いに戻る。(福浦 健太郎)

 ▼ロッテ藤原(1番・中堅で先発し、2安打1四球)相手(大学生)は関係なく自分のスイングをしようと思った。2安打は(気持ちが)楽になりました。

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2019年3月6日のニュース