木田画伯「同門」高橋投手コーチのサポートに感謝 ともに“小枝流”で育った間柄

[ 2019年2月23日 07:38 ]

木田画伯による高橋投手コーチのイラスト
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 日本ハムの木田優夫投手チーフコーチ(50)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、同僚の高橋憲幸投手コーチ(47)についてです。昨年までのGM補佐から新任コーチとして再出発し、初めて迎えた2月の春季キャンプもいよいよ終盤。いつもサポートしてくれている高橋コーチには感謝しかありません。

 ファイターズの名護キャンプも、23日からいよいよ最終クールに入り、24日のジャイアンツ戦からオープン戦が始まります。

 投手コーチ1年目のキャンプをいろいろな人に助けてもらいながら、ここまで来ましたが、その中でも一番、助けてもらっているのが高橋憲幸投手コーチです。高橋コーチは僕より2学年下で拓大紅陵から当時の日本石油に入り、社会人野球からファイターズに入団しました。引退後、古巣である現在のJX―ENEOSでコーチをしていましたが、4年前の2015年にファイターズに復帰し、去年からは1軍の投手コーチを務めています。

 前にこの絵日記でも書かせてもらいましたが、高橋コーチは先月亡くなられた小枝守さんの拓大紅陵時代の教え子です。これも前に書きましたが、僕の高校(日大明誠)の監督が小枝さんと兄弟以上の付き合いをしていて、同じスタイルの野球を目指していたので、大きく言うと「同門」のような環境で育ちました。なので基本的な考え方などは非常に近いものがあると思っています。

 僕よりも年下ですが、コーチ経験は長く、ファイターズではファームと1軍の両方を担当した経験があり、投手陣の一人一人をしっかり見続けてきてくれているので、いろいろな面で僕の分からないところをフォローしてくれています。シーズンに入ったら、毎日、ベンチやブルペンでいろんなことが起こると思いますが、これからも僕が見られていないところや、分からないところを見ていってくれると信じています。

 一つ申し訳なく思っていることがあります。最近、僕はあまりお酒を飲まないので、一緒に食事に行ってもお酒好きの高橋コーチに最後まで付き合うことができていません。優勝が決まった夜はとことん飲もうと思っているので、よろしくお願いします。(日本ハム投手チーフコーチ)

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2019年2月23日のニュース