佑 2回完全、チーム初対外試合で完璧投球に笑み「幸せ感じた」

[ 2019年2月12日 06:54 ]

練習試合   日本ハム―韓国NC ( 2019年2月11日    米アリゾナ州スコッツデール )

韓国NC戦後、現地の子供たちと記念撮影する日本ハム・斎藤
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 米アリゾナ州スコッツデールで行われている1軍春季キャンプに参加している日本ハム・斎藤佑樹投手(30)は11日(日本時間12日)、チーム初の対外試合となる韓国NC戦に先発。2回を投げ打者6人をパーフェクトに抑える好投を見せた。

 雲一つない青空の下、天然芝を踏みしめながら先発マウンドに向かった。打者の目が慣れていない時期とはいえ、直球を主体に強気の投球。打者6人中、4人を球威ある直球で打ち取った。最速は140キロをマーク。「こんなに良い球場で投げられる、野球ができるという幸せを感じました」と笑顔で語った。

 11年のプロ入りから2年間で11勝も、その後は昨季までの6年間で計4勝。昨季は1軍で3試合の登板に終わり、2年ぶりに未勝利だった。背水の覚悟で臨むプロ9年目。今後も好投を続けなければ、目標とする開幕1軍の切符をつかむことはできない。

 チーム最初の対外試合で栗山監督ら首脳陣からの先発指名。斎藤は「本来ならもっと若い、エースになりうる投手が選ばれるのに僕に任された。意味はあると思うし、それに応えないといけないと思った」と言葉に力を込めた。

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2019年2月12日のニュース